非喫煙者の保険料が割り引かれる仕組みはシンプルだ。契約者が健康であるほど、保険会社は保険金を支払う可能性を低くできる。その浮いた分を健康な契約者の割引に回せる。
同社商品事業部の菅原隆裕課長補佐は「非喫煙者割引を導入することで、リスクが高い人、低い人それぞれに応じたきめ細かな保険料の設定が可能となった」と説明。
ただし、保険の見極め方には注意も必要だ。ファイナンシャルプランナーの畠中雅子さんは「収入保障保険や医療保険は、保険料が比較的安価なインターネット生保でも扱っており、年齢によってはそちらが安くなる場合もある。まず各社の非喫煙者割引がある保険を比べた上で、さらにネット生保とも比較する。一手間かけることでさらなる保険料節約につなげられる」と助言している。