辞表を提出した後に考えるべきこと 最初はスカッと、しだいに孤立感が… (2/4ページ)

2015.6.28 17:14

 2.復讐心が晴れる

 例えば、自分を苛め抜いていた上司に提出した時は“復讐”を果たした気持ちになる。それで本当に「復讐した」といえるのかというと、そうではない。次の、新しい職場で大きな仕事をして活躍してこそ、復讐を果たしたといえるのだ。ビジネスにおいて、気に入らない相手を「見返す」ことは、けっして簡単なことではない。しかし、私の経験論で言うと、辞表を出すと、多少かもしれないがで、晴れやかな気持ちになる。本来なら会社に在籍しているうちに、こういう機会や場があるべきなのかもしれないが。

 3.周囲との関係が変わる

 上司や同じ部署の先輩、同僚は、あなたが辞めると意思表示をした瞬間に態度を変えるだろう。急によそよそしくなり、冷たい態度になる。数日以内に「よそ者」扱いをする可能性が高い。つい最近まで親しかった同僚は、最初は「本当に辞めるの?」と声をかけてくるかもしれない。だが、しだいに近寄らなくなるだろう。この時、つくづく思うはずだ。「会社って、こんなに冷たいものなのか」と。だが、そこで不満を感じたり、怒ったりするべきではない。そもそも会社は「労働契約」という厳格なルールの下、雇用関係が成り立っているものなのだ。辞表を出すことは、その契約が切れることを意味する。会社の中でのつながりは、所詮それだけのものなのだ。

辞表を出してから職場で孤立していく場合があるが…

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