試合中のけがで全身不随… ハヤブサさん「5年後再びリングに」 (1/5ページ)

2014.9.28 07:41

プロレスラー・ハヤブサさん(45)

プロレスラー・ハヤブサさん(45)【拡大】

 美しい空中技で多くのファンを魅了してきたプロレスラー、ハヤブサさん。所属団体のエースとして活躍していた13年前、試合中に頸椎(けいつい)損傷の大けがをして全身不随となった。懸命のリハビリにより、つえを使って約200メートル歩けるまでに回復。「5年後、レスラーとして再びリングに立つ」と力強く宣言する。(竹岡伸晃)

 平成13年10月22日、後楽園ホール(東京都文京区)での試合中のことです。後方宙返りをして相手に体をぶつける「ムーンサルトプレス」という技を出す際、ロープにかけていた足が滑り、頭から落下してしまいました。

 一瞬気を失った後、意識が戻ってまず考えたのは「試合中だから動かなくては」。ところが、首から下の感覚がまったくなく、手も足も動かない。試合を止めてもらい、リングに大の字になったまま「復帰するまでにちょっと時間がかかるかもしれないけど、帰ってきたいと思う」とファンに語りかけました。

「死ぬことすらできないのか」

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