和食の理想は「1975年のメニュー」 東北大研究 (1/4ページ)

2014.2.9 12:06

 エネルギー燃焼よく肥満抑制

 「和食」が日本人の伝統的な食文化として国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録され、食文化だけでなく、ヘルシーな面からも改めて注目が集まっている。その中で、いつの年代の和食が栄養・健康上、理想なのかについて研究データが発表された。食生活が欧米的になりがちな現代にあって、理想の和食の組み合わせを知ることは、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の予防・改善にとっても大きな意味を持つだろう。(山本雅人)

 魚介類・海藻が豊富

 東北大大学院農学研究科の都築毅准教授(食品機能学)のグループが理想の和食の年代について研究をした結果、「1975(昭和50)年ごろ」の和食であることを突き止め、日本肥満学会で発表した。

 75年の典型的なメニューを調べたところ、果実類、海藻類、魚介類が豊富で、ほかに卵や豆類、砂糖などもよく使われていた。

マウスの遺伝子を検査した結果…

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