「学歴フィルター」の噂は本当か 選考する企業側の思惑とは? (2/4ページ)

2013.12.9 06:04

 大抵の企業はこの就職サイトを介して、企業へエントリー(応募)したり、会社説明会に予約したりする。しかし、就職サイトの企業側管理システムの中に、学歴フィルターを活用できる機能が備わっているのだ。

 最もメジャーなものが「説明会予約」だろう。学生の大学群別で説明会の予約枠を調節できるのだ。例えば、100人規模の説明会を開催するとしよう。旧帝大40人、私立・公立上位校30人、私立中堅校20人、その他10人というように、選別が可能になる。学生からすると、自分の所属する大学によって、説明会に予約できたりできなかったりするのだ。

 また、選考過程でも学歴フィルターは存在する。リクルーター制度を活用している企業では、2・3月などの早い段階で、エントリーしている学生に対して直接コンタクトを取っている。通常の選考は4月からだが、「リクルーター(先輩社員)面談」という形で会社に呼び出し、事実上の選考を実施する。通過した学生は、早ければ3月や4月1日に内定を獲得する、という流れである。

「確率的に地頭が良い学生が多い」、「仕事の習得速度が速い」

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