試乗会に合わせて実施されたセレモニーには、丸の内地区で再開発を手掛けてきた三菱地所やソフトバンク、東京都など自治体関係者が顔をそろえた。ソフトバンクの今井康之副社長は「社会インフラでもテクノロジーを活用し、暮らしを向上させたい」と強調。三菱地所の湯浅哲生執行役常務は、自動運転バスを活用して「丸の内が持っているポテンシャルを推進していきたい」と語った。
この日も、車両のトラブルで急きょ予備車両が投入されるなど、実用化に向けてはクリアすべき課題も少なくないだろう。それでもそう遠くない日に、無人の自動運転バスが日本の大都会を走り回っているかもしれない。(SankeiBiz 柿内公輔)