11月5日まで開かれている「第45回 東京モーターショー2017」。各社のブースには電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)がずらりと並び、世界的な環境規制強化を背景とした電動化シフトが鮮明となった。人工知能(AI)や自動運転機能を搭載したコンセプトカーも登場するなど、自動車や電機の各メーカーがそれぞれの次世代技術をアピールしている。メルセデス・ベンツなどの高級車ブランドは高性能スポーツカーも最前列に展示するなど、エコカーとの「二極化戦略」の姿勢も示した。今回のショーを訪れたら絶対に見ておきたい注目モデルを「国産車」と「輸入車」の2回に分けてお届けする。一部車種はテキストでも紹介しているのでこちらも必読! (写真・大竹信生/SankeiBiz)
《マツダ》
【VISION COUPE】
今回が世界初出展。2012年の「CX-5」導入以来、世界中で高い評価を受けてきた「魂動デザイン」の表現方法を深化させた次世代セダン。海外メディアの記者も夢中でシャッターを切るなど注目度の高さをうかがわせた。近くにいた記者は英語で「このクルマは非常に美しい」と賛辞を送るなど、前回出展された「RX-VISION」に続いて話題をさらっていた。
【魁 CONCEPT】
コチラも世界初公開。次世代技術と次世代「魂動デザイン」を融合させたハッチバック。「SKYACTIV-X」を採用している。
《ホンダ》
【Sports EV Concept】
コンパクトボディにEV性能とAIを組み合わせ、ドライバーとクルマがひとつになったような運転感覚を味わえる次世代型スポーツカー。世界初公開。
【Urban EV Concept】
新開発のEV専用プラットフォームを採用し、将来の量産EVの技術とデザインの方向性を示したモデル。都市の移動に最適なサイズも魅力。日本初公開。
【NeuV】
AIと自動運転機能を備えたEVコミューター。運転者の表情や声からストレス状況を判断して安全運転のサポートを行う。日本初公開。