格安スマートフォンを提供する仮想移動体通信事業者(MVNO)が、スマホ向けゲーム「ポケモンGO」人気にあやかった新商品やキャンペーンを次々に打ち出している。
月間の通信量無制限のSIMカードを販売しているワイヤレスゲートは7月中にも、ポケモンGOの利用者向けSIMカードを発売する。原田実取締役は「ポケモンGOでデータ使用量が多くなるので、使い放題を前面に出して差別化を図りたい」と話している。
「Freetel(フリーテル)」のブランド名で格安スマホを製造・販売するプラスワン・マーケティングは8月下旬から9月にかけて、ポケモンGOを利用した際のデータ通信を無料化するサービスを始める。
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)傘下のトーンモバイルは25日、提供中の端末の電池の持続時間を従来の約2倍になるようにソフトウエアを更新したと発表。石田宏樹社長は「電池を大量に消費するポケモンGOの利用者にもおすすめできる」と話した。