熊本の鶴屋と伊勢丹が連携 被災地支援で県産品PR

2016.7.20 17:49

伊勢丹新宿本店に設けられた熊本市の鶴屋百貨店の販売コーナー=20日、東京都新宿区
伊勢丹新宿本店に設けられた熊本市の鶴屋百貨店の販売コーナー=20日、東京都新宿区【拡大】

 熊本市の鶴屋百貨店と伊勢丹新宿本店(東京)が連携し、それぞれの店が選んだ商品の限定販売を20日から始めた。熊本県産品のPRを通じて地震からの復興を支援する。26日まで。

 伊勢丹新宿本店では、熊本県のPRキャラクター「くまモン」の手拭いやクリアファイルなどのグッズや、熊本城の風呂敷や民芸品など約30の商品を販売。鶴屋百貨店では伊勢丹の象徴、タータンチェック柄をあしらったグラスなどを販売し、売り上げの一部を復興支援に寄付する。

 7月20日を「ともだちの日」として提唱している熊本県出身の放送作家で、くまモン生みの親の小山薫堂さんが提案して実現した。両店とも小山さんがデザインしたくまモンのオリジナル紙袋(各店限定千袋)に入れて商品を渡す。

 イベントを担当している三越伊勢丹商品統括部の渡辺紀子さんは「百貨店同士がタッグを組んだ今までにない試み。熊本の人たちの心の支援をしたい」と話している。

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