グーグル、仮想現実を強化 今秋にプラットフォーム提供 (1/3ページ)

2016.5.23 07:46

グーグルの仮想現実(VR)プラットフォーム「デイドリーム」のイメージ

グーグルの仮想現実(VR)プラットフォーム「デイドリーム」のイメージ【拡大】

  • 各種の家電などを音声で操作できるグーグル・ホーム(中央)も発売予定だ

【ケータイWatch】

 米グーグルは、開発者向けの講演イベント「Google I/O 2016」を開催し、初日の基調講演ではグーグル自身が提供する最新の製品やサービス、さまざまなプラットフォームのアップデートが発表された。

 同社は現在、基本ソフト(OS)の次期バージョンとして、コードネーム「アンドロイドN」を開発中。基調講演ではより具体的な特徴も解説された。これまでの慣習で「N」は、Nで始まるスイーツの名称が割り当てられる予定だが、名称の候補を募集することが明らかにされている。このように一般の開発者・ユーザーとの距離も縮めながら、屋外のライブステージにて、文字通りオープンな環境で基調講演は開催された。

 以下では一般ユーザーに関連が深い内容を中心に、基調講演で紹介された内容を抜粋していく。

 「The Google Assistant(グーグル・アシスタント)」は、機械学習(マシンラーニング)や人工知能(AI)、クラウドでの計算処理などを組み合わせた大規模なプラットフォームを背景に、対話型のサービスとして提供される。このサービスを利用する製品として、「Google Home(グーグル・ホーム)」と「Allo(アロ)」という大きく分けて2つの製品が発表されている。

グーグル・ホームは対話型インターフェースで操作する家庭用の機器

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