夏のファッションの浴衣の魅力をPRしようと、三越銀座店(東京都中央区)は18日、「銀座ゆかたガーデン2016」を始めた。8月15日まで。
伝統的な色柄のものから、訪日客でも簡単に着られる浴衣など約1500枚を取りそろえ、前年比50%増の1億円の売り上げを目指す。
近年浴衣の購買層が40代以上から若い世代にも広がり、花火大会などで浴衣を着る機会が増える7月下旬~8月上旬より早めに購入するケースが増えていることを踏まえて、今年は約2週間早く、本格的に売り出す。
初日は同店の浅賀誠店長と社員約10人が色とりどりの浴衣姿で客を出迎えた。同店の寺内萌子さん(25)は「日本の夏らしくて着心地もいいので、ぜひ浴衣を着て欲しい」と語った。松屋銀座店(東京都中央区)でも同日、若手社員の男女約10人の「ゆかた応援隊」を結成し、本格的な展開を始める。