4月19日の取締役会で井阪氏の昇格が鈴木氏を含む満場一致で決まったことで、「(鈴木氏とは)それまでと対応を変えて冷静な話し合いができている」と明かした。4月7日の取締役会で井阪氏の退任に賛成した取締役も残っているが、「決して社内不和とかはない」と経営への影響は否定した。
一連の人事をめぐる混乱については陳謝した上で、「新体制では意思決定のプロセスの透明性、公平性をしっかり担保する」と今後に生かす考えも示した。
不振が続く総合スーパーのイトーヨーカ堂や百貨店のそごう・西武の改革については、「各事業会社と目標を共有し、機動的に対応していく」と述べた。