アサヒグループホールディングス(HD)が28日発表した2016年1~3月期連結業績は、本業のもうけを示す営業利益が前年同期比6.3%増の114億円、売上高が1.6%増の3802億円と増収増益だった。ビール類やワインなどの酒類の販売増が押し上げた。ただ、前年同期に計上した約95億円の中国子会社の投資利益がなくなったため、経常利益は81.6%減の23億9000万円となった。
一方、キリンホールディングス(HD)が28日発表した2016年1~3月期決算は、為替変動などが響き売上高が6.1%減の4838億円、営業利益が3.5%減の253億円と減収減益となった。