KFCも「ちょい飲み」進出 若い女性取り込み マックは静観、その理由は… (1/2ページ)

2016.3.26 06:48

「KFC高田馬場店」では夜はお酒も楽しめる=25日、東京都新宿区

「KFC高田馬場店」では夜はお酒も楽しめる=25日、東京都新宿区【拡大】

 ファストフードなど外食チェーンの店舗内で、夕方から酒とつまみを販売する「ちょい飲み」サービスが広がっている。日本ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)が、東京・高田馬場でビールやワインなどの酒を楽しめる新業態店舗を4月1日にオープンするほか、コーヒーチェーン大手、スターバックスコーヒージャパンは東京・丸の内に食事や酒などを提供する店舗を3月30日に開店する。牛丼チェーン「吉野家」やラーメンチェーン「日高屋」といった先行組は、低価格でお酒が楽しめるとあって、サラリーマンを中心に人気は高い。景気の先行き不透明感は強まっているだけに、ちょい飲み市場は今後、さらに拡大しそうだ。

 日本KFCが展開する新業態は、昼間は通常のメニューに加え、こだわりのコーヒーやスイーツなどを提供し、午後5時からはアルコールが楽しめる。国内外から取りそろえた地ビールやワインのほか、サントリー酒類と共同開発したハイボール「カーネルハイ」(税込み460円)など約40種類のアルコール類を用意。得意とする鶏肉を使った料理やサラダなど酒に合うメニューも取りそろえた。同社の能村耕司新規事業部長は「20~30代の若い女性を中心に取り込みたい」と意欲を示した。

一方、酒の提供に静観の構えを見せる外食チェーンもある

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。