--役員会の採決は
「取締役は15名で、会社案に反対6、賛成7、白票2だった」
--米投資ファンドのサード・ポイントからは世襲を批判する意見も出ていた
「なんで息子の話が出てくるのか、社内でも飛び交っていることを聞き、びっくり仰天だ。一言もいったことはないし、息子に対してそんなことを考えたこともない。ましてやセブンイ-イレブンに直接タッチしたわけでもない。技術屋ですから。ですが、それがまことしやかに社内で言われるということはいかに私の不徳のいたすところだと思う」
「それに私としては、反対票が社外役員を始め、社内の役員からも出るようだったら、私は信任されていないと深く考えた。反対6票、賛成7票、白票2票というのは何ら問題にしていない」
--引退という言葉の場合、当面の経営体制は
「それは皆さんが話す問題。私が指名するというようなことは考えていない。ただ、明日から急に出てこないというような無責任なことは出来ないし、1万8千店のオーナーさんのこともあるし、オーナーさんからもなぜ辞めるんだという電話を頂いている。そういうこともありますので、いつ、今日、明日、明後日、4月一杯というようなことはありません。新体制に立候補するつもりはない」