1日午前7時50分ごろ、航空機の出発時に重量やバランスの計算などを行う日航のシステムにトラブルが発生した。午前9時40分ごろに復旧したが、羽田空港発着の国内線46便が欠航し、約6700人に影響が出た。小松発羽田行きが2時間半遅れるなど、羽田空港発着の国内線で遅れが相次いだ。2日は通常運航に戻る見通し。日航によると、乗客の位置や貨物、燃料の搭載量を基に機体のバランスを計算する「重量管理システム」に入力データがたまった状態で、このデータを削除して再起動したところ、復旧した。日航は詳しい原因調査を急ぐ。