ゲーム機だけのビジネスは限界 期待膨らむUSJの「マリオ」アトラクション (5/5ページ)

2016.3.20 07:15

「マリオ」をフィギュアにした「アミーボ」。マリオはテーマパークでの展開も予想される(C)Nintendo

「マリオ」をフィギュアにした「アミーボ」。マリオはテーマパークでの展開も予想される(C)Nintendo【拡大】

  • USJの入場口前のオブジェ(上)と任天堂のロゴマーク

 ゲーム機とスマホ、テーマパークなどをつなぎ、修正後の戦略の中核になるのが3月からの新しい会員制サービス「マイニンテンドー」だ。会員がスマホ向けアプリで遊んだり、3DSやWiiUのソフトをダウンロード購入したりするとポイントがもらえ、オリジナルグッズや割引クーポンと交換できる仕組みだ。

 将来は、任天堂のコンテンツを楽しめるテーマパークも、会員が何らかの特典を受け取れるように計画中という。君島社長は「マイニンテンドーで任天堂のキャラクターと接する人口が増え、ゲーム機やソフト購入の拡大につながる」と相乗効果に期待する。

 娯楽の多様化でゲーム機だけのビジネスに限界がみえてきたのも事実。任天堂がテーマパークへの進出で「マリオ」などの有力コンテンツを生かしながら、業績回復のきっかけをつかめるかが注目されている。

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