昨年7月に急逝した岩田氏の後を継いだ君島達己社長が27年4~12月期の決算会見で、ユニバーサル・パークス&リゾーツの親会社に昨年11月に買収されたユー・エス・ジェイとも同様の提携で合意したと発言したのだ。
新アトラクションの場所や内容の明言を避けたが、「ユー・エス・ジェイが展開する施設と理解してもらっていい」と言及した。
その君島社長は、かつての産経新聞のインタビューで「設置場所や内容について(テーマパーク側との協議は)着々と進んでいる」と説明。その上で「メリーゴーラウンドに任天堂のキャラクターをぽこっと乗せるくらいの規模ではない。大きなものになる」と明かした。
「大きなものとは?」と記者が質問すると、「どのぐらいの投資規模と考えますか」と銀行出身者らしい切り返し。まごついていると、こう教えてくれた。
「ハリー・ポッター(のエリア)は400億円ぐらいかかっている。同じ規模とは言わないが、かなりのものを考えている。そのぐらいでないと、お客さんに楽しんでもらえない」