三菱自「デリカD:5」なぜロングセラーモデルになっているの? (1/2ページ)

2016.3.6 07:12


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 現在のミニバンの中でも販売開始時期では、トヨタ・エスティマ(2006年1月)に次ぐ最古参モデルとなっている三菱自動車のデリカD:5(2007年1月)。

 環状骨格ボディと電子制御4WD、210mmというミニバンとしてはかなり高めの最低地上高(ローゼストの2WDは190mm)により高く悪路走破性を誇るという、ミニバンでは独自の商品企画により成り立っています。

 また、ボクシーなフォルムと全長4730×全幅1795×全高1870mmという大きめのボディサイズにより、ヴォクシーやセレナ、ステップワゴンなどの5ナンバー系と比較すると、とくに3列目の広さも特徴。3列に大人が無理なく座れるというのも魅力も魅力。

 十勝スピードウェイの特設雪上コースには、ほかのモデルよりもひと際背の高いデリカD:5も用意されていました。

 電子制御4WDは、FFがベースで通常時は前輪を駆動させてフリクションロスを低減し、高効率化を図るシステム。フロントがスリップしたり、加速したりする時にリヤデフの前に配置された電子制御カップリングを介して後輪に駆動力が配分されます。

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