独アウディの日本法人アウディジャパンは8日、主力モデル「A4」を全面改良し、19日に発売すると発表した。最先端の運転支援システムを搭載したほか、燃費性能や内外装の質感を向上させた。
A4は前身の「アウディ80」も含めると累計1200万台以上を売り上げた看板車種。新型モデルは渋滞時などには先行車に合わせて減速・加速し、白線を検知して一定のハンドル操作なども自動で行ってくれる最新の運転支援機能などを搭載している。
空気抵抗係数はクラストップレベルの0.23(欧州仕様車)を実現した。排気量1984ccの直列4気筒ターボエンジンで、燃費は前輪駆動モデルがガソリン1リットル当たり18.4キロと、先代のA4に比べ30%以上改善している。価格は518万円から。斎藤徹社長は記者会見で、新型モデルについて「先進技術とデザインが融合したアウディの自信作だ」と強調した。