ブリヂストンが公開した免震ゴムの新製法に使う装置=横浜市のブリヂストン横浜工場【拡大】
これまで人間が手作業で行っていた薄いゴムと鉄板を積み重ねて免震ゴムを生成する工程などを機械化。所要時間は3分の1に短縮し、人件費などのコスト削減も見込める。今後、対応するサイズの拡大や新製品の開発などにもつなげる。
一方、国内だけでなく、現在は全体の1割に満たない海外販売にも力を入れる方針だ。
西田淳一インフラ資材事業企画部長は「(免震ゴムは)アジアの地震国では注目を浴びており、インドネシア、トルコなどでも販促を強化している」と強調した。