新開発の保管装置に孤立地域でメールを蓄積し、インターネットが使える地域まで装置を運んだ上でメールを送信する仕組み。孤立地域とネット使用可能地域間の装置の運搬にドローンを使う。
また、NTT東日本は昨年3月から橋や電柱に張った電話線などのケーブル点検にドローンを活用。来年度初めまでに、同社管内に配備済みの6台と合わせて計17台体制にするほか、約500メートルの電話線を運ぶことができる大型ドローンの配備も調整中だ。
各社は東日本大震災の被害を教訓に、新たな通信インフラの復旧手段としてドローンに注目した。実験などで活用方法が確立すれば、復旧時間の短縮などにつながりそうだ。