今後も新形態の不動産仲介店舗を展開し、全国で10店舗体制を目指す。こうした取り組みによって20年までにリノアルファの販売戸数を2000戸まで拡大する計画だ。
東京建物は自社で中古物件を購入して大規模改修を行い、自社の新築分譲マンションブランド「ブリリア」並みの品質に物件価値を高めて販売する事業に乗り出した。東京・代官山のマンションの一室を買い取り、リノベーションしたモデルルームを設置。この取り組みを通じ顧客のニーズを探り、本格展開につなげる。
住友不動産はマンションリフォームに特化した事業の拠点を、東京・新宿に開設。工事の前後を比較できるコーナーを設けるなどコンサルティング機能を強化。中古物件を購入して大規模リフォームを行う層の獲得に力を入れる。