日々刻々と変化する売り上げデータや新作ファッションの情報を参考に、バイヤー(買い付け担当者)や販売促進担当者と綿密に打ち合わせ、1年先までの品ぞろえを決める。
200ブランドにも及ぶ膨大な数の商品を取り扱うほか、店として売り出す色の戦略も練っている。
昨年はカシミヤ商品を重点的に展開。客が商品を見やすいように陳列し、カシミヤに合う服の組み合わせも提案するなど工夫を凝らして、売り上げを前年比で約30%伸ばした。それは“成功例”として高島屋の他店舗にも応用されている。
それでも「同じ戦略は踏襲はしない」と他の百貨店売り場などにも積極的に足を運び、新たな戦略を練り続けている。