既にハース教授と仲間たちがライファイ製品普及のための英企業「ピュアライファイ」を設立。同社はすでに、LED照明に小さなマイクロチップを付けてライファイのアクセスポイントに変え、パソコン側に専用の横長のモデムを付けて使うというライファイ製品「ライ-フレーム」を発売。
さらに、11月末からは、エストニアの企業ベルメニが首都タリンでこの技術を使った大々的な実験が始まっています。ベルメニのディーパック・ソランキ最高経営責任者(CEO)は11月23日付IBTに「われわれは、可視光通信(VLC)の技術の実用化に向け、さまざまな分野の業界と試験プロジェクトを展開中です」と明言。
さらに「われわれは、産業環境(向上)のため、光を使ったデータ通信を行う最先端の技術革新に挑んでおり、オフィス空間でライファイ技術を用いたネット環境を作る試験プロジェクトを民間(企業)のクライアントと展開中です」と述べ、こうした試験プロジェクトがうまくいけば「3年~4年以内に実用化が可能である」と断言しました。