【エンタメよもやま話】
さて、今週は久々となるネット関連のお話です。
安倍晋三首相が9月「家計への負担が大きい」として総務省にスマートフォン(高機能携帯電話)に代表される携帯電話の料金引き下げを検討するよう指示し、国内の携帯電話大手3社が対応策のまとめ作業に入っています。
総務省の家計調査によると、昨年の携帯電話の利用料金は1世帯あたり(単身も含む)月額平均で約7200円で、2002(平成14)年の1・7倍に増えていました。原因は、スマホでユーチューブといった動画を楽しんだり、音楽をストリーミングで楽しんだ際のデータ通信料の高額化です。
実際、データ定額サービスの料金プランでスマホを使っていても、動画を見過ぎたために月間のデータ容量を月の途中で使い切ってしまい、通信速度を制限され、仕方なく追加料金を支払ってデータを購入し、通信速度制限を解除したという経験がある人も多いはずです。
とはいえ、街中の公衆無線LAN「Wi-Fi(ワイファイ)」も、まだ使えない場所があったり、駅や大型ショッピングモールでさえもつながりにくかったり、途切れたりすることがあります。