スズキも自転車を模した50ccのコンセプト車を世界初公開した。手元のグリップで変速できるなど操作も自転車に近く、「バイクに見向きもしない若者の興味を引きたい」(広報部)という。
またヤマハはバイクを自動操作するロボットも技術展示。設定したアクセルや停止の操作を行う仕組みで、安全技術の開発などにつなげる考えだ。
日本自動車工業会によると、14年度の国内の二輪車市場は43万5000台と10年前から4割縮小。13年度の新車購入者の平均年齢は51歳と高齢化が進んでいる。日本メーカーが“バイク離れ”を止めることができるかどうか。東京モーターショーが分岐点になる可能性もある。