コンビニ“新3強時代”に突入 ファミマ・ユニー統合合意、売上高5兆円目指す (2/2ページ)

2015.10.16 06:00

経営統合を発表し、握手を交わすファミリーマートの中山勇社長(左)とユニーグループ・ホールディングスの佐古則男社長=15日、東京都内のホテル

経営統合を発表し、握手を交わすファミリーマートの中山勇社長(左)とユニーグループ・ホールディングスの佐古則男社長=15日、東京都内のホテル【拡大】

  • サンクスとファミリーマートが隣接する東京都内の店舗。経営統合後は商圏が重なる店舗の統廃合も課題となる

 ユニーGHD株1株にファミマ株0.138株を割り当てる。ファミマがユニーGHDを吸収合併し、新たな持ち株会社を設立。持ち株会社に総合スーパー(GMS)の事業会社とコンビニを展開する事業会社をそれぞれぶら下げる。本社は、持ち株会社とコンビニ事業会社は東京に、GMSの事業会社は愛知県にそれぞれ置く方針。各会社の名称や役員構成などは今後も協議を続ける。

 両社は当初、8月中に基本合意書を締結する予定だったが、店舗閉鎖を含むGMS再建策などで調整が長引き、合意は約1カ月半遅れた。

 16年5月に開かれる両社の株主総会での承認を経て、同年9月に経営統合を完了させる予定に変更はないとしている。

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