コンビニ“新3強時代”に突入 ファミマ・ユニー統合合意、売上高5兆円目指す (1/2ページ)

2015.10.16 06:00

経営統合を発表し、握手を交わすファミリーマートの中山勇社長(左)とユニーグループ・ホールディングスの佐古則男社長=15日、東京都内のホテル

経営統合を発表し、握手を交わすファミリーマートの中山勇社長(左)とユニーグループ・ホールディングスの佐古則男社長=15日、東京都内のホテル【拡大】

  • サンクスとファミリーマートが隣接する東京都内の店舗。経営統合後は商圏が重なる店舗の統廃合も課題となる

 コンビニエンスストア業界3位のファミリーマートと4位のサークルKサンクスを傘下に持つ流通大手、ユニーグループ・ホールディングス(GHD)は15日、2016年9月に経営統合することで基本合意したと発表した。

 コンビニの国内店舗数の単純合算では首位のセブン-イレブン・ジャパンと肩を並べ、売上高に相当する営業収益でも、イオン、セブン&アイ・ホールディングスに次ぐ国内3位となる巨大流通グループが誕生。コンビニ業界も、ファミマ、セブン、ローソンの“新3強時代”に突入する。

 会見にはファミマの中山勇社長とユニーGHDの佐古則男社長が出席。経営統合後5年以内に、グループの連結売上高を今期見通しの3兆8000億円から5兆円、コンビニとGMSの店舗数を国内で2万店、海外で1万店以上にする目標達成を掲げた。中山社長は「商品力や調達力に磨きをかける」と述べた。

ユニーGHD株1株にファミマ株0.138株を割り当てる

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