コンビニエンスストア業界3位のファミリーマートと4位のサークルKサンクスを傘下に持つ流通大手、ユニーグループ・ホールディングス(GHD)は15日、2016年9月に経営統合することで基本合意したと発表した。
コンビニの国内店舗数の単純合算では首位のセブン-イレブン・ジャパンと肩を並べ、売上高に相当する営業収益でも、イオン、セブン&アイ・ホールディングスに次ぐ国内3位となる巨大流通グループが誕生。コンビニ業界も、ファミマ、セブン、ローソンの“新3強時代”に突入する。
会見にはファミマの中山勇社長とユニーGHDの佐古則男社長が出席。経営統合後5年以内に、グループの連結売上高を今期見通しの3兆8000億円から5兆円、コンビニとGMSの店舗数を国内で2万店、海外で1万店以上にする目標達成を掲げた。中山社長は「商品力や調達力に磨きをかける」と述べた。