最高気温が30度以上となる「真夏日」や、35度以上の「猛暑日」の来店客を対象に、家電量販店や百貨店が値引きなどの“猛暑サービス”に相次いで乗り出した。気温が高くなると外出を控える消費者が増えることから、サービスをきっかけに顧客の囲い込みや売り上げ増につなげる狙いだ。
ビックカメラは、26日までの期間、前日の暑さに応じて対象商品の購入時に通常10%分還元されるポイントを上乗せする。東京か大阪のいずれかで最高気温が30度を超えた場合が対象となる。30~31.9度の場合は1%、32~32.9度は2%と段階的にポイント付与率が上がり、35度以上は一律5%上乗せする仕組みだ。
対象商品は、エアコンや冷蔵庫、扇風機などで、ビックカメラと傘下のコジマのほぼ全店とインターネット通販でも行う。ビックカメラは「ようやく暑くなってきたので、夏商戦を盛り上げたい」と意気込む。