1年で最もおにぎりの需要が高まる8月を前に、大手コンビニエンスストア各社が新商品を相次いで投入している。コメの炊き方にこだわったり、包装に工夫をして、のりのパリパリ感を引き出したりするなど、おいしさを高め、夏の行楽のお供に自社品を“指名買い”してもらおうと各社が知恵を絞っている。
ファミリーマートは28日から三角形のフィルムをはがして、のりを巻く定番のおにぎり5種類を刷新して発売した。
定番の「手巻き 紅しゃけ」(140円)は、具材のサケを、これまでよりも大きくほぐすことで、食べ応えを引き出した。
さらに包装に使用するフィルムの構造を変えることで、のりのパリパリとした食感や風味を高めた。