ファーストリテイリング傘下のカジュアル衣料品店「ユニクロ」は25日、フランス・パリ生まれのファッションブランド「ルメール」とコラボレーションした秋冬商品を10月2日から販売すると発表した。ユニクロの国内既存店売上高は7月までに2カ月連続でマイナスとなっており、ファッションの“聖地”パリで磨き上げられたブランドとのコラボ商品投入により販売をてこ入れする狙いだ。
ユニクロが、トップデザイナーのクリストフ・ルメール氏とサラ-リン・トラン氏が率いるルメールとコラボして発売するのは「ユニクロアンドルメール」。
ニットやアウターなど合計56型を用意。価格はシャツが税別で2990~3990円と、ユニクロの通常品と同程度に設定した。
商品はいずれも着心地が特徴だといい、日本を含めた世界16の国・地域のユニクロ店舗と、ユニクロオンラインストアで販売する。ユニクロが有名ブランドとコラボした商品を売り出すのは、コラボ先のブランド力をてこに来店機会の拡大につなげる狙いがある。