ファーストリテイリング傘下のカジュアル衣料大手ユニクロは19日、手薄だった子供服・ベビー服の商品数や取り扱い店舗を拡充、同分野の売上高を2014年8月期比で倍増させる計画を発表した。
国内では子供服の取扱店を1.6倍に拡大。今年の秋冬物については商品数を5割増の約450種とし、東レと共同開発した手入れしやすい中綿素材のアウターを戦略商品として投入する。国内では客数が伸び悩んでおり、ファミリー客の来店増を狙う。
ファストリの中嶋修一グループ上席執行役員は「子供服に上質さを求める消費動向に対応する。メンズ、ウィメンズと並ぶ『第3の柱』に育てたい」と会見で述べた。