スマホを組み込んで遊ぶ玩具では、簡易版VR(バーチャルリアリティ)ヘッドマウントディスプレイとも言えそうなメガハウス(台東区)の「BotsNew(ボツニュー)」もあった。360度全方位の立体視用映像をディスプレーに映したスマホを、箱形のVRメガネにセットし独自のレンズ越しに見ると、自分が映像世界に入り込んでいる感覚になる。専用サイト経由で無料アプリやVRコンテンツを提供しており、買ってからも新しい映像を楽しんでいける。
子供向けのハイテク玩具では、「Apple Watch」のようなスマートウォッチも賑わっていた。セガトイズ(台東区)の「ジュエルウォッチ」は時計型のウェアラブル玩具で、文字盤が見るたびに変化して楽しませてくれる。傾斜センサーを搭載していて、指で触れ、腕を傾けるだけで遊べるようになっている。
タカラトミーの「プレイウォッチ」は、アナログ風とデジタル風の文字盤を50種類から選べる上に、ゲームで遊んだり、音声を録音したりと様々な使い方ができる。カメラもついていて、映像なら6分間、静止画なら800枚を保存できる。スマホが登場してきた時も、大人の使う製品はまだ早いと、子供向けのスマホ型玩具が多く登場した。スマートウォッチの玩具も同じ流れを汲んで、各社から登場してきそうだ。