ソフトバンク参入で激変した市場 業界にADSL“旋風”巻き起こした孫社長の執念 (1/5ページ)

2015.4.28 06:36

ソフトバンクは従来の半値でADSLサービスに参入。モデムを無料で配り、シェアを伸ばした=2002年10月、東京都渋谷区(同社提供)

ソフトバンクは従来の半値でADSLサービスに参入。モデムを無料で配り、シェアを伸ばした=2002年10月、東京都渋谷区(同社提供)【拡大】

 ■【通信大競争 30年攻防の行方】(7)

 ソフトバンクグループが2001年9月に提供を始めたADSL(非対称デジタル加入者線)方式のインターネット接続サービス「ヤフーBB」は、1985年の通信自由化以来、最大の衝撃をもたらした。

 半値で顧客奪取

 ADSLは、電話回線を使ったブロードバンド(高速大容量)通信のDSL(デジタル加入者線)のうち、利用者がサーバーからデータを取得する「下り」とデータを発信する「上り」の回線速度が異なるサービス。ソフトバンクはNTTの局舎に自社の装置を置き、毎秒数メガ(メガは100万)ビットから数十メガビットの高速通信を実現しながら、業界でそれまで月額5000円前後だった料金を約3000円と半値程度に引き下げた。

 ネット接続事業を国内で初めて商用化したインターネットイニシアティブ(IIJ)社長の鈴木幸一(68)も「これで市場が激変した」と、ヤフーBBの参入を振り返る。競合他社は料金の引き下げを余儀なくされたが、ADSLモデムの街頭での無料配布や宣伝攻勢で顧客を伸ばしたヤフーBBは2年半でNTT東日本と西日本の合計と肩を並べ、トップシェアに躍り出た。

話を聞いていた孫は急に激高し…

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