セブン&アイ・ホールディングスは19日午前、グループ16社による2015年度の合同入社式を東京都内で行った。鈴木敏文会長はあいさつで、「創業時から大切にしてきた『誠実』『まじめ』『お客さま第一』をまず守って仕事をしてほしい」と仕事の心構えを述べた。
新入社員数は前年度より112人多い1331人で、全員が出席した。内訳は、コンビニエンスストアのセブン-イレブン・ジャパンが626人(前年度は622人)、総合スーパーのイトーヨーカ堂が112人(39人)、百貨店のそごう・西武が55人(40人)など。
イトーヨーカ堂が採用を大幅に増やしたのは「ネットと実店舗を連携させる『オムニチャネル』の取り組みを今秋から本格化させるのに備え、接客などを強化するため」としている。