サークルKサンクスは5日、生鮮品強化型とカフェ併設型の2つの新業態コンビニエンスストアを展開すると発表した。ともに1号店を月内にオープンする。従来型のコンビニに特定の機能を追加することで差別化を図ると同時に、これまで取り込めていなかった女性や高齢者層への訴求を強めていく方針だ。
生鮮品強化型の「サークルKフレッシュ」は青果、精肉、鮮魚の生鮮3品のほか、スチームコンベクションと呼ばれる多機能加熱調理機器を使って店内調理した総菜などを品ぞろえ。また店内で持ち帰りすしを握って販売したり、1本3000円以上のワインやそれに適したつまみをそろえたりして上質感を出す。
店舗面積は250平方メートル程度で一般的なコンビニの約2倍。アイテムも1000点多い4500点に達するという。