ソフトバンクが4月からスマートフォン(高機能携帯電話)の音声通話に定額制を導入することが24日、分かった。定額データ通信とセットで一定の回数・時間まで使い放題とする。割高感が強いスマホの料金に定額通話を導入することで、契約増に結びつけたい考えだ。
携帯電話各社は自社の加入者間では約780~980円で使い放題となっているが、ソフトバンクの新サービスでは他社の携帯電話にかけても定額にする。グループのPHS事業者ウィルコムが導入している定額通話サービスを本体のスマホ契約者にも広げる。
音声通話とデータ通信を組み合わせた定額制プランは3種。1カ月のデータ通信量が15ギガバイトまで使用できるプランは9980円(税抜き、以下同)、7ギガバイトまでが6980円、2ギガバイトまでが5980円。通話は1回5分以内で月千回まで利用可能。5980円のプランは3分までが50回。