そんな折に「4K」の話題が沸騰。伸び悩むクアトロンパネルに新技術を搭載して“ブーム”に食い込ませた形だ。
発売は11月30日。「4Kテレビと並べて陳列していたら『クアトロンの方がきれい』と言って買われた方がいました」(量販店担当者)といい、出足はまずまずのようだ。
駆け込み前の凪?
量販店が「ボリュームゾーン」としてとらえているのは40インチ台だ。
JEITA(電子情報)のまとめでは、今年1~10月までの国内のテレビ出荷台数は410万6000台で、前年比80・8%と低調だ。ただ、このうち37インチ型以上は145万2000台、同92・7%と善戦しており、特に8~10月にかけては前年を上回っている。