一部の番組では4Kの画質での撮影は行っているものの、映像をダウンコンバート(画質を落とすこと)して放送し、信号を受信した4Kテレビ側で、画質を向上させる「アップコンバート」を行っているという状況。
これでは純正の4K放送に比べ画質が劣ることになり、多くの家庭の4Kテレビは真価を発揮できていない。
テレビ本体の大きさも課題だ。「60インチがほしかったら、家ごと変えなきゃいけない」と前出の金子さん。実際、同店で11月以降に販売されたソニー製の4Kテレビ(65インチ以上)のうち、3分の2は住宅をリフォーム中の客が購入していったという。
異彩を放つ黄金色
高価な4Kテレビが並ぶ中、異彩を放っているのが「4K並み」の画質を持つというシャープの「アクオス クアトロン プロ」だ。