NTT東西のフレッツ光の加入数は3月末で約1730万件にのぼり、そのうち9割近い1517万件がひかり電話を利用している。
ソフトバンクはNTT東西から光回線を借りて2004年から自社ブランドの光サービスを提供してきたが、採算が取れず09年に撤退。NTT東西の代理店となり、「ヤフーBB光ウイズ・フレッツ」の名称でフレッツ光を販売してきた。
6月からは自社のIP電話サービスもユーザーが選択できるようにする。当面はヤフーBB光ウイズ・フレッツ契約者の半分程度のユーザー獲得を目指すという。
総務省によると、固定電話の番号のまま使えるIP電話の利用者数は伸び続けており、13年3月末は前年同期比14.8%増の2406万6000件となっている。