新型タブレット「サーフェスプロ」を紹介する日本MSの樋口泰行社長=29日、東京都渋谷区【拡大】
日本マイクロソフト(MS)は29日、タブレット端末「サーフェス」の新機種を6月7日から販売すると発表した。新型機種は高機能のパソコン用OS(基本ソフト)「ウィンドウズ8プロ」を搭載した「サーフェスプロ」で、ビジネス用途にも最適化した高性能タブレットとして売り込む。
サーフェスプロは、高性能CPU(中央演算処理装置)を搭載し、指などで触るほか専用ペンでも操作できる。参考本体価格は9万9800~11万9800円。別売りのキーボードを取り付ければノートパソコンと同様の操作性も味わえる。
サーフェスは米MSが自社開発し、国内では3月にタブレット向けに機能を特化した「サーフェスRT」を発売した。「プロ」は米国で2月に発売しているが、今回販売する日本市場モデルは事務用ソフト「オフィス」を標準搭載しているほか、記憶容量を拡大した機種も投入する。