パソコンメーカー各社が法人向けタブレット端末の販売に注力している。米アップルの「iPad(アイパッド)」登場以降、ビジネス用途でも利用が拡大するタブレットだが、法人向けに機能やセキュリティー面を訴求した新モデルの発売が相次いでいる。
日本ヒューレット・パッカード(HP)は27日、高速通信規格「LTE」に対応する新型タブレット「HP ElitePad 900」の2機種4モデル(価格9万1350~11万1300円)を6月中旬から販売すると発表した。
米マイクロソフトの基本ソフト(OS)「ウィンドウズ8」に対応、情報を保護するセキュリティー面やこれまで利用していたウィンドウズOSなどとの連携を見据え、タブレットの新規導入の手軽さなどをセールスポイントに法人向けに売り出す。