【リオデジャネイロ=天野健作】五輪開幕を目前に控えたブラジル・リオデジャネイロで2日午後7時(日本時間3日午前7時)、日本人男性が5人組の男に襲われ、現金やスマートフォンなどを奪われた。
在リオ総領事館によると、男性会社員が同僚と一緒に、リオの観光地、コパカバーナ海岸の砂浜を歩いていたところ、前から男たちが現れ、そのうちの一人が手にナイフをちらつかせたことから、すぐに振り返り逃げようとした。
ところが男性は転んでしまい、現金、スマホが入ったリュックや着用していた上着を奪われた。パスポートも所持していたが、腹巻きの中に隠していたため無事だったという。男性にけがはなかった。
コパカバーナ海岸では7月30日にも、短銃を持った強盗に日本人男性が被害にあっている。