麻生財務相、急激な円高で為替介入示唆 「投機的な動き、極めて憂慮する」 (2/2ページ)

2016.5.1 08:01

 この点について麻生氏は、「日本が為替への対応を取れなくなるとか制限されるとかいうものではない」と述べ、米国の報告書によって制限を受けるものではないと強調した。

 米財務省は、主要貿易相手の米国に対する貿易黒字額、経常黒字額に加え、貿易相手による為替介入の方向性と規模を調査し、2項目で基準を上回った国や地域を「監視対象」と位置付けた。

 日本については、貿易黒字、経常黒字が基準を超えたものの、為替介入については「4年間にわたって行っていない」とした。米国の報告書は、2月に成立した貿易相手国の為替操作抑止などを目的とする法律に基づく措置で、日本のほか中国、韓国、台湾、ドイツも監視対象に指定した。

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