自民党の丸山和也法務部会長は17日、国会内で記者会見し、同日の参院憲法審査会での「米国は黒人が大統領になっている。黒人の血を引くね。これは奴隷ですよ」などの発言を含む自身の発言について、「削除、修正したい」と述べた。ただ、具体的にどの部分が不適切かの言及を避けた。丸山氏らと記者団の主なやりとりは以下の通り。
「先ほどの憲法審査会で、私の意図と違う発言をしてしまったと認識している。議事録を精査したうえで、理事のみなさまの了解を得て、削除、修正したい。誤解を与えるような発言をしてしまったことについて、大変申し訳なく思っている」
--どの発言か
「議事録を精査したうえで、削除、訂正させていただきたい。なかなか部分だけ取り出して説明しても、また誤解を与えるといけないので、きちんと議事録を精査したうえで、訂正、修正、削除したい。発言しているときには気付かなかったが、やはりいろいろ考えてみると、誤解を与えるところがあったんじゃないかと思う」
--意図は
「…」
同席した愛知治郎参院議員「その点についても、民主党の風間直樹氏と先ほど場内で協議したが、やはり議事録を精査したうえで、どの点が問題だったのか、意図が伝わらなかったのがどの点だったのか、しっかりと精査して、改めて対応したいということだ」