市内の観光スポットにある露天商などがこの商品を販売。当初は観光スポットのみで見られたが、徐々に浸透し、大通りから小さな路地に至るまでさまざまな所で見られ、成都全体に拡大した。若い女性だけでなく男性や小さな子供にも人気があり、四川省全域から南部の福建省、中部の河南省、北東部の北京や吉林省などにも広がりつつある。
肉食料理の数々
一方、料理の髪飾りは北京などで流行しつつある。流行がやや先行しているプチフラワーについて「もう時代遅れだ」と話す若者もいるのだとか。こちらの髪飾りもプラスチックなどでできている。
飾る料理は、目玉焼き、ギョーザ、スペアリブ、手羽先のほか、ソーセージ、焼きエビ、豚の角煮など。こうした料理の傾向から「肉食系髪」と呼ばれることがある。ただ、実際には「肉食系」だけではなく、ブロッコリー、トウモロコシなどの野菜もある。