聯合ニュースによると、2013年の統計分析では、韓国の若者の5人に1人が1年以下の契約社員として社会人生活をスタートを切らざるを得ない状況にある。1年以下の契約職で社会人生活を始めた若者の数は、09年は53万6千人だったが増加傾向にあり、13年は82万9千人と大幅に膨らんだ。
リーマンショックによる景気低迷が契約社員を慢性的に増やし、正社員の抑制を招いているとみられる。
副首相の政策は「落第点」
韓国には「三放世代」と呼ばれる言葉がある。就職難で「恋愛」→「結婚」→「出産」をあきらめてしまった若者たちのことだ。
安定した仕事につくことが韓国の若者の切なる願いのはずだが、政府がとる雇用政策は正社員減らしにつながりかねないとし、逆に反発の声を呼んでいる。
中央日報(電子版)によると、昨年12月30日にはソウルの慶煕大学にチェ・ギョンファン経済副首相の経済政策を批判する内容の壁新聞がはられたという。