“仰天不祥事”が小さな問題に見える中国 もし日本なら…政権吹き飛ぶ (4/5ページ)

2014.8.17 07:06

 日本だったら、政権も吹き飛ぶ不祥事が続々

 そんな不正の一端も、中国審計署の報告で明らかにされている。

 ウォールストリート・ジャーナルによると、中国国家ファンドのCICは、不動産プロジェクト投資や無資格不動産事業者への融資関連で不正があった指摘されたほか、経営上の不備により海外投資6件で損失が出した。

 CICは、東証1部上場企業の大株主としても登場する投資ファンド「OD05オムニバス」の出資者とされ、世界各地で活発な投資を広げているが、実態はベールに包まれている。

 また農業発展銀行や資産額中国4位の中国銀行でも規制違反と疑われる貸出が指摘された。

 ロイターによると、中国人民銀行(中央銀行)でも南京支店や傘下の紙幣発行業者で、補助金の不適切処理が見付かったほか、中国国家煙草によるゴルフコースの違法建設も発覚したという。

だが、こうした事案にこと欠かず、小さな問題に見えてしまうのが中国

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。