麻生太郎財務相は7日の会見で、昨年12月26日の安倍晋三首相の靖国神社参拝により、今後、中国、韓国との経済関係が悪化するのではと懸念する見方があることに対し、「(今回の)靖国参拝で、おかしくなったわけではない。その前からおかしい」との認識を示した。
麻生財務相は「日中韓の経済力は大きい。それぞれの経済状況は厳しいが、この1年で日本は上向いてきた」と述べ、国内経済が順調に回復していることを強調した。その上で「これからも経済をきちんとして、われわれは常に(中韓との)対話にオープンな姿勢を取っていきたい」と語った。